碓氷峠鉄道文化むら 記念碑
碑の背景
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1893年の横川−軽井沢間開通から長野新幹線が出来て同区間が廃止される1997年まで、碓井峠を上下する全列車の為の機関車を運用・管理していたのが横川機関区である。 この機関区は1997年に廃止されたが、その跡地を含む一帯が碓井峠鉄道文化むらとして整備され、碓井峠で使用されたED42・EF62・EF63をはじめとして多数の鉄道車両が展示されている。

写  真
基本情報


所 在 地 : 松井田町横川407−16
          碓氷峠鉄道文化むら
          メインゲート付近
MapCode : 292598887*32
建 立 日 : 1999年 4月
建 立 者 : 松井田町
種   別  : 設置碑
撮 影 日 : 2004年 8月 9日


碑  文  近代日本発展の礎として、日本列島を縦断する信越本線建設の難関であった碓氷峠、横川〜軽井沢間が、明治26年に当時の技術と英知を結集し、六六・七パーミルの急勾配をアプト式鉄道により開通された。
 またこの区間は、明治四五年に日本で初の電化が行われ、先進的鉄道文化が花開いた地でもある。
 昭和三八年には、発展する日本経済につれて輸送力増強が迫られ、複線化が行われるとともlにEF六三型電気機関車による粘着運転方式が採用され飛躍的に改善された。
 しかし、平成九年十月一日長野行新幹線の開通に伴いこの区間が廃止となった。
 先人達が営々と築き上げた峠越えの歴史と鉄道文化を永く後世に引き継ぐともに、地域の更なる活性化を図るため、群馬県・東日本旅客鉄道株式会社をはじめ関係各位のご支援とご協力をいただき、ここに碓氷峠鉄道文化むらが建設されたものである。
   平成十一年四月吉日   松井田町長 内田武夫謹書

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