馬車鉄道の碑 |
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碑の背景 コメント |
馬車鉄道は馬を動力源とする鉄道で、日本では1882年に開業した東京馬車鉄道が最初である。 その後、各地で馬車鉄道が開通したが、電車の登場により逐次、電車に置き換える等され、馬を動力とする鉄道は廃止された。 前橋公証人役場前にあるこの碑は上毛馬車鉄道の為のものである。 上毛馬車鉄道は1890年岩神村−北橘村間で開業した。 1891年には北橘村−渋川町が、1894年には田中町(前橋駅前)−岩神村間が開業した。 上毛馬車鉄道は1906年には前橋馬車鉄道に、さらに1910年には前橋電気鉄道へと社名を変更するとともに、1910年10月には軌間を762mmから1067mmに改軌すると共に全線電化を行い、馬車鉄道としての歴史を閉じた。 この会社はその後経営主体が利根発電→東京電燈→東武鉄道と替わりながら営業を続けたが1954年3月に廃止となった。 |
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写 真 基本情報 |
所 在 地 : 前橋市本町1-3-6 前橋公証人役場前 MapCode : 20788438*12 建 立 日 : 1987年 3月 建 立 者 : −−− 種 別 : 跡地碑 撮 影 日 : 2008年 8月28日 |
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碑 文 | 馬車鉄道 明治23年から同43年まで、前橋・渋川間17.6キロメートルを走り続けた。 毎日午前6時から午後6じまで1時間に1本の割合で発車し、急行で約40分を要した |
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