アプト式開通の碑
碑の背景
コメント
 アプト式鉄道は急勾配区間のために考えられたもので、2本のレールの中央に等間隔で凹凸を付けたラックレールと呼ばれるレールを敷設し、機関車の車軸につけた歯車がこのラックレールと噛み合って、急坂を上り下りする鉄道である。 太平洋側と日本海側を結ぶ信越線は1885年10月には横川まで、1888年12月に長野方から軽井沢まで、それぞれ開業したが、横川〜軽井沢間は急峻な地形に阻まれ開通が遅れていた。 この区間の建設にあたって急勾配区間を征服するための手段として採用されたのがアプト式鉄道であった。
 日本の鉄道でアプト式が採用されたのは、この碑がある信越線横川〜軽井沢間(1963年にアプト式を廃止)と大井川鉄道井川線のアプトいちしろ〜長島ダム間だけである。
    
写  真
基本情報


所 在 地 : 安中市松井田町
            熊ノ平駅跡
MapCode : 292598887*32
建 立 日 : −−−
建 立 者 : −−−
種   別  : 開通・開駅碑
撮 影 日 : 2012年 8月11日


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