鉄道開通記念碑
碑の背景
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東武日光線は東武動物公園と東武日光を結ぶ94.5kmの路線で、開通当時より複線電化で運行されている。 この路線は1929年4月に東武動物公園−新鹿沼、同年7月に新鹿沼−下今市、同年10月に下今市−東武日光と1929年の1年間で全線を開通させた。 
下今市まで開業した際には明神駅は無く、開通の4ヶ月後に開駅をしている。 既存鉄道に新駅を設けるには、旧国鉄の事例では地元住民による建設委員会等で要望を出してから数年は必要となったいるが、この駅の場合、新線開通から新駅開業までの期間が短期間で成果を上げている。 このことは地元住民の方々が、新線建設の早い段階で駅が設置されないことを知り、村一丸となって東武鉄道に働きかけを行った成果が出たものと思われる。

写  真

 
基本情報
 所  在  地 : 日光市明神
            明神駅前
 マップコード : 132610685*23
 建  立  日 : 1957年 4月
 建  立  者 : −−−−
 種      別 : 開通・開駅碑
 撮  影  日 : 2009年10月17日
碑 文
茲ニ過去二十有八年ヲ回顧シ沿革ヲ記ス
昭和四年四月東武鉄道開通ス然レドモ当地域ニ停車場無キ為甚ダ不便ヲ 痛感セリコノ實情ヲ察知セル当時村議青木弥次吉氏ハ公衆ノ要望ヲ担ヒ 公共福祉ノ為開駅運動ノ急先鋒ニ立チ東奔西走村議長森岡米次氏ノ協力ヲ 求メ東武トノ折衝或ハ用地ノ問題等凡ユル困難ヲ克服昭和四年十一月遂 ニ開駅目的ヲ達成セリ亦是レガ開駅實現ノ陰ニハ大竹喜作氏福田槇市氏 福田初太郎氏ノ三氏ハ駅用地トシテ所有地二千坪ヲ無償提供シ開駅運動 推進ノ礎ヲナセリ又今日駅道タル松坂道路ハ昭和八九年ニ亘ル分割工事 トシテ区長福田槇市氏村議大門善久弥氏ヲ枢軸トシ受益者一同克ク協力 一致正ニ当時ノ難工事ヲ完遂ス又駅用水路ハ昭和二十九年中原用水ヲ落 合中学校ヘ流水ノ際村長福田民一郎氏ノ協力ヲ得駅前ニ迂回流水シテ今 日ノ水利ノ便ヲ得ルニ至レリ斯様ニシテ現下ノ文化発展ヲ観ル秋幾多先 人ノ偉大ナル努力功績ハ勿論駅用地道路敷地水路用地等ノ無償提供者竝 ニ一般民ノ大同団結物心両面ニ據ル聖ナル協力後援ガ駅発展ノ基盤ヲナ セルモノト思考シ茲ニ往時ヲ偲ビ後世に記念ス
  昭和三十二年四月
              今野元次郎翁篆額
              福田貞次撰文

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