水浜電車軌道敷跡
碑の背景
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水浜(すいひん)電車は水戸と磯浜を結ぶ事を目的に1922年に開業した。 1925年には水戸の中心部に乗り入れ、1930年には那珂川河口の海門橋で湊まで延長された。 1943年には茨木交通水浜線となった。  水浜電車は単線で一部路面電車であったが、1966年6月に廃止となった。 この碑がある水門橋(みずもんばし)の中央には現在も線路を埋めた跡が見られる。

写  真
基本情報


所 在 地 : 水戸市柵町2丁目
            水門橋
MapCode : 47103656*03
建 立 日 : 2000年12月
建 立 者 : 水戸市教育委員会
種   別  : 跡地碑
撮 影 日 : 2010年12月17日


碑  文 水浜電車は、大正十一年(一九二二)浜田−磯浜間の八・七キロメートルで営業を開始し、昭和五年(一九三○)には、袴塚−湊間に路線を延長した。大正〜昭和期の四十数年にわたり、市民や海水浴客に利用され親しまれた水浜電車であったが、自動車交通の発達により、昭和四十一年後にその姿を消した。現在ここに、軌道敷の一部が残されている。

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