上飯島駅開業記念碑
碑の背景
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奥羽本線で秋田駅から下り方向に3駅目、男鹿線が分岐する追分駅の一駅前が上飯島駅である。 この駅は碑文にもある様に1944年9月に信号所としてスタートした。 この信号所を駅に昇格させるため、地元から請願があり、1964年に住民が建設費390万円を負担して旅客駅となった。 この駅は線路の外側にホームが設けらているが、黒川街道踏切を挟んで秋田寄りに上りホームが、追分側に下りホームが設置されている。 
この碑は駅のある黒川街道踏切ではなく、この踏切から360m追分側の上飯島踏切の横に設けられている。
  
写  真
基本情報


所 在 地 : 秋田市飯島道東二丁目
        上飯島踏切横
MapCode : 88 413 613*08
建 立 日 : 1965年 3月10日
建 立 者 : 建設委員会
種   別  : 開通・開駅碑
撮 影 日 : 2018年 6月30日


碑  文      上飯島信号所ハ昭和十八年裏日本縦貫線輸送強化ノタメ設置 
     サレタガコレヲ駅ニ昇格スベク昭和二十九年飯島村当時カラ  
     隣接下新城金足上新城ノ三ケ村カラモ要望ガアリソノ運動ヲ  
     進メテオツタガ同年十月秋田市ニ合併スルヤ臨海工業地帯ト  
     シテ将亦住宅地トシテ市ノ發展ハ急速ニ北方ニ伸ビ益々駅昇  
     格ノ必要ニ迫ラレ昭和三十一年上飯島信号所駅昇格期成同盟 
     会ヲ結成シ以来秋田鉄道管理局ト折衝ヲ続ケテ参ツタガ昭和  
     三十七年秋田追分駅間ノ複線布設ト併行シ地元トシテ早期実  
     現ヲ期スルタメ更ニ一段ト盛リアゲ秋田市長川口大助氏ヲ同  
     会長ニ推シ国鉄関係トノ連絡ヲ図リ急速ニ進展イタシ昭和三  
     十九年二月十日ヨリ上飯島駅トシテソノ開業ヲミタノデコレ   
     ヲ永ク記念スルタメコノ碑ヲ樹テタ次第デアル          
            昭和四十年三月十日建之    

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