塚目駅開設記念
  
碑の背景
コメント
陸羽東線は1913年4月に小牛田−岩出山間24.8Kmは陸羽線として開業した。 この時に出来た駅は古河・中新田・岩出山の3駅であった。 この区間にあって陸羽線開業時には開設されなかった北浦・陸前谷地・塚目・東大崎・西大崎の内で最初に開設されたのが北浦で1914年のことである。 1955年には東大崎が開設され、塚目駅が出来るのは1960年まで待たねばならなかった。 

写  真
基本情報


所 在 地 : 大崎市古川塚目字金皿
            塚目駅前
MapCode : 141 247 325*48
建 立 日 : 1961年 5月 1日
建 立 者 : −−−
種   別  : 開通・開駅碑
撮 影 日 : 2008年10月20日


碑  文      古川市長 三浦篤 題額
昭和三十五年五月一日塚目驛設置開業を記念しこれを記す。 顧みるに當塚目駅の設置については遠く大正二年陸羽東線開通の時より関係地区民の等しく宿願のものにて爾来初志を堅持して茲に三十有八年近時科学技術の進歩に伴い國鉄の複線電化或は気動車の運行等による沿線住民の便益に■たえ所々に簡易駅設置の傾向にあるとき茲陸羽東線にあっても気動車の運行増発を機に当地区内簡易駅設置について当時参議院議員たりし宮城縣知事三浦義男殿の絶大なる斡旋により新駅実現可能の朗報に接し昭和三十一年五月五日米倉塚目北原石名坂西荒井の有志急據相謀り新駅促進期成同盟会を結成すると共に併せて古川市長竝に古川市議会の強力なる支持により三者一丸となり國鉄および関係各方面に対し陳情請願を重ねる一方内に受入準備を進め数次に亘る國鉄の調査測量の結果昭和三十四年七月正式承認となり総工費金二百十七万円也を計上内古川市において新駅工事新駅通路砂利敷及橋梁工事公衆便所工事等に金百四十四万三千余円を支出残額金七十二万七千余円也は関係地区民による敷地寄附盛土工事等物心両面の奉仕に係るものにして四月十九日工事一切を完了し駅名を塚目駅と決定ここに多年の宿願を達成し得たり
   昭和三十六年五月一日
      古川市議会議長  森谷菊治郎  撰文

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