秋保電鉄長町駅跡
  
碑の背景
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秋保(あきう)電鉄は1913年(大正2年)6月に秋保石材軌道株式会社として設立され、翌14年に馬車軌道で長町−湯本(後の秋保温泉)間で開業した。 開業時は車両を馬が引いていたが、動力源である馬は会社の所有ではなく御者の所有であった。 1925年に軌間が762mmから1067mmに改軌すると共に、動力も電気となり社名が秋保電気軌道に改称された。 1953年には経営が悪化し、1959年に仙南交通自動車と合併し、仙南交通となったが鉄道は1961年(昭和36年)5月に廃止となった。 

写  真
基本情報


所 在 地 : 仙台市太白区長町5-3-1
MapCode : 21 526 077*86
建 立 日 : 2005年 1月
建 立 者 : 長町まざらいん
種   別  : 跡地碑
撮 影 日 : 2014年 7月20日


碑  文 昭和三十六年五月までここに長町と秋保温泉間を約五十分でつなぐ秋保電鉄の始発駅があった。 秋保電鉄は、当初建築石材として優秀な秋保石の運搬目的で大正二年に馬車鉄道で開業、大正十四年に電気鉄道となった。

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