水沢江刺駅開業記念碑 |
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碑の背景 コメント |
東北新幹線は1982年6月23日に大宮〜盛岡間で暫定開業をした。 この時に岩手県内に設けられた駅は一ノ関、北上、盛岡の三駅であった。 新幹線の建設計画と共に地元では駅の設置に対する請願が始まった。 1982年6月と7月の国鉄役員会において新花巻と共に新駅設置に関する基本要件が決定され、1983年1月に盛岡鉄道管理局長から駅設置に関する条件が提示された。 その内容は ●当面設置する相対式ホーム2面2線の駅工事費約50億円の地元負担 ●用地の無償譲渡 ●将来2面4線化に拡張を想定した用地の確保と4線化工事の際の用地無償譲渡 ●駅前広場と関連道路の地元による整備という条件であった。 地元である水沢市は同年10月にこの条件を受け入れ、11月に駅の設置が承認された。 1984年1月に駅の設置工事が始まり、1985年2月に工事が完了、1985年3月14日の東北新幹線上野〜大宮間開業と同時に水沢江刺駅も開業した。 駅の設置工費は16両対応で49億8千万円の想定であったが、列車長を12両対応とし、さらに工事費の縮減が行われ最終的には35億8200万円となった。 |
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写 真 基本情報 |
所 在 地 : 岩手県奥州市水沢区 羽田町駅前一丁目 MapCode : 142 833 061*75 建 立 日 : 1985年 3月14日 建 立 者 : −−− 種 別 : 開駅碑 撮 影 日 : 2016年 6月28日 |
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碑 文 | 表面 この駅は 南いわての新たな発展を願い住民の熱意と協力により建設されたものである 昭和60年3月14日 裏面 日本国有鉄道と水沢市との工事協定に基づく駅設置工事費の負担総額は 3,581,788,715円である。 内 訳 水沢市支出金 2,052,359,715円 うち一般募金 (432,144,447) 岩手県補助金 1,113,929,000円 江刺市協力金 300,000,000円 うち一庵募金 (71,836,079) 金ヶ崎町協力金 12,000,000円 前沢町 〃 5,000,000円 胆沢町 〃 10,000,000円 衣川村 〃 500,000円 大船渡市 〃 5,000,000円 陸前高田市〃 1,000,000円 住田町 〃 1,500,000円 三陸町 〃 500,000円 同協定に基づき、水沢市が日本国有鉄道に無償譲渡した土地の面積は2,762.50uである。 |
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