三陸鉄道いま成る
   
碑の背景
コメント
古駅前にある3つの碑の右側がこの碑である。 三陸鉄道は盛−釜石間の南リアス線と宮古−久慈間の北リアス線からなっている。 この碑は1984年4月に国鉄宮古線・久慈線が北リアス線に、大船渡線・盛線が南リアス線に転換した際に、それまで工事中であった、北リアス線の田老−普代間、南リアス線の吉浜−釜石間も完成し全線開通したことを記念して建立された。 
三陸鉄道関連の記念碑はこの他に盛駅前に「三陸鉄道ここに始まる」と書かれた碑が、久慈駅前に「三陸鉄道北リアス線ここに始まる」と書かれた碑が建立されている。
  
写  真
基本情報


所 在 地 : 宮古市栄町   宮古駅前
MapCode : 286203479*74
建 立 日 : 1984年 4月 1日
建 立 者 : 岩手県・宮古市
種   別  : 達成碑
撮 影 日 : 2008年10月19日

碑  文  我等の先輩が 鉄路への志を発してより九十年
 その間津波にもめげずに立ち上がりまたフェーン災害 ヤマセの悲風等幾多沿岸特有の悪条件に抗しつつふるさとなる我が三陸を守り来たりたる沿岸人四十万は今ぞ南北に鉄道を打ち貫く事を得たり
 先人よ 照覧せられよ
 後進よ この業の上に 更に三陸の未来を創建せよ
 この鉄路こそは沿岸住民の生活経済文化の動脈なり而して全國遊子の陸中沿岸国立公園探勝の絹路なり
 ここに三陸鉄道打通に身魂を捧げたる先人の功を碑を建て深く頌し 更に後進我等の奮闘を決意するものなり

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