青森桟橋記念碑
  
碑の背景
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 本州と北海道を結ぶ定期航路である青函連絡船は1908年に運行を始めたが、当時は連絡船が着岸できる岸壁は無く、連絡船は数百メートル沖に錨泊し、人や貨物はハシケにより乗下船していた。 1923年12月に連絡船が着岸できる岸壁が一部完成して先行使用が開始された。 1925年4月には車両渡船の為のポケット部分と、稼働桟橋が完成し、同年5から試験車両運行が始められた。 その後、第3岸壁まで増強され、第1、第2岸壁には旅客条項設備が設けられており、第3岸壁は貨物専用岸壁となった。 この体制は1988年3月の青函トンネル開通による終航まで継続された。
  
写  真
基本情報


所 在 地 : 青森市柳川一丁目
MapCode : 99 583 471*01
建 立 日 : 1991年 4月26日
建 立 者 : 青森桟橋記念碑協賛会
種   別  : その他の碑
撮 影 日 : 2015年 7月 3日


碑  文  昭和六十三年三月十三日 国鉄青函航路は青函トンネルの開通によって満■■■の歴史を閉じた。 陰の力として航路を支えてきた青函桟橋も又同じ運命を通ったが、想い起せば明治四十一年三月七日小さなハシケと小蒸気船で連絡船に旅客と貨物を運んだのが青森桟橋の始まりであった。 爾来、此の動脈を守って来た風雪の幾星霜は、ここに起居した者の誇りである。 時は移り■通変革の波に乗って青森港も変貌を■■ようとしている。 我ら有志、桟橋■惜別の情病み難く、ここに相図って曾ての■■に■■■て、補助汽船の名を刻して後世に伝え、青森桟橋の証とする。
     平成三年四月二十六日  青森桟橋記念碑協賛会
         (以下に補助汽船名が記されているが省略)

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