津軽森林鉄道碑
碑の背景
コメント
 津軽半島には日本三大美林の一つである「ヒバ林」があるが、津軽半島には切り出した木材を搬出する為の手段が少なく、美林が手つかずの状態であった。 明治24年(1891年)9月に東北本線が青森まで開通すると、木材を青森に集め、鉄道で県外に運ばれるようになった。 木材を青森まで集めるための手段として、急峻な山岳地帯に対応するために軌間が狭く、急曲線の鉄道である森林鉄道が計画された。 
 津軽森林鉄道は日本で最初の森林鉄道として明治39年(1905年)6月に起工し、明治42年11月に完工、12月12月に開通式が行われた。 木材輸送に大活躍した津軽森林鉄道は昭和30年代に入ると自動車による輸送が増え、森林鉄道による木材輸送は衰退した。
 この為、昭和42年(1967年)11月に廃止となった。
   
写  真

 
基本情報
 所  在  地 : 青森市沖館4−6
 マップコード : 99 581 838*13
 建  立  日 : 昭和48年12月5日
 建  立  者 : 青森市
 種      別 : その他の碑
 撮  影  日 : 2015年 7月 3日
碑  文    銘記
  明治四十二年、美林を誇る津軽半島のヒバ林開発のため わが国初の津軽森林鉄道開設、以来森林鉄道の愛称で親し まれ日本の林産業伸展のため絶え間なく走り続けた。
  時はやがて自動車による輸送革命をよび昭和四十三年十 一月、計り知れない業績をとどめ五十九年の永く栄えある 使命を終えてそこに静かな道を残した。 青森市の行政に 常に協力を惜しまぬ青森営林局はこれをなおまちづくりの ■■に役立てたいとして延長実に十七粁、面積十万九千二 百八十平方米に及ぶ跡地の無償払下げを決定 昭和四十七 年一月三十一日、ときの青森営林局長大福喜子男氏と青森 市長奈良岡末造氏とで感激と喜びの引渡調印を挙行、軌 道跡地は新たな使命をもって生まれ変ったのである。
  私たち青森市民は、この溢れる善意とかっての森林軌道 への感謝の念を捧げ、これを未来永劫に伝えることをこの 石に銘記する。
  昭和四十八年十二月五日  青森市長奈良岡末造


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