きみ在せば いかに言わまし
海峡の 直下の 奇跡 はたせし今を

  
碑の背景
コメント
1950年代、津軽海峡では浮遊機雷や台風15号(洞爺丸台風)による惨事により、航路の安全が脅かされる事案が多発した。 この為、戦前からあった本州と北海道をトンネルで結ぶ構想が具体化し、1961年3月に北海道側で起工、1988年3月に開業した。 この碑は青函隧道が開通し、本州と九州が鉄路で結ばれたのを機に、建立されたものである。

写  真
基本情報


 所 在 地 : 北斗市七重浜7
 MapCode : 86 248 022*48
 建 立 日 : 1988年 7月 6日
 建 立 者 : 函館ロータリークラブ
 種   別  : 慰霊碑
 撮 影 日 : 2012年 9月 3日


碑  文       十五号台風大参事の報らせに  全国の万人痛恨の涙に咽ぶ
      歳月を経しこのかた三十五年    いまここに
      世界最長の青函トンネル開通  せり ために往来の世人
      怒涛の恐怖をおそれることなく  津軽海峡を渡りぬ
      これ犠牲となりし尊き千餘     のみ魂の冥加ありてか
      願わくば受難の諸霊よ       安んじてとこしえに眠りませ
            昭和六十三年七月六日
             創立二十五周年祈念事業
              函館ロータリークラブ

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