函館本線0マイル地点記念碑
(旧函館駅所在地の碑)

碑の背景
コメント
 函館駅は北海道の玄関として、碑文にもある様に、1902年12月に函館市海岸町で開業し、それに伴い、函館本線の0キロポストも函館駅に設置された。 その後、函館駅は青函連絡船との関係から桟橋の方に伸延された。 この碑が有る場所は現在の函館駅からさらに港の方に行った、青函連絡船の桟橋付近である。 函館本線0マイル起点としては、青函連絡船の桟橋付近である当地が該当するが、最適であるが、旧函館駅所在地としては当地よりも最初に函館駅が設けられた海岸町の方が良いのではないだろうか。

写  真
基本情報


 所 在 地 : 函館市若松町
 MapCode : 86 072 394*63
 建 立 日 : −−−
 建 立 者 : −−−
 種   別  : 地点碑
 撮 影 日 : 2012年 9月 3日


碑  文         函館本線0マイル地点記念碑 (旧函館駅所在地の碑)
   北海道開拓の重要性から鉄道国有化の世論が起こりつつあった明治35年12月10日に第一期工事(函館・桔梗・七飯・本郷(現在の渡島大野)が完了し、旧函館駅が現在の「海岸町10番地」に開業しました。
  しかし、港の連絡に不便が多いため、明治37年7月1日に函館駅が現在の地に移設され、旧駅は亀田駅と改名されましたが、明治41年3月類焼し、同年8月29日に廃駅となりました。
   この記念碑は、昭和37年10月14日に道南地方の鉄道発祥の地として函館市海岸町10番地に建立されましたが、平成2年7月海岸町の宅地化に伴い、碑をこの地に移設しました。
            北海道旅客鉄道株式会社
  

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